
非常用進入口として設置される開口部の構造は建築基準法で明確に定められている。
ここでは一目でチェックできる一覧表にまとめてみた。
1.開口部の構造のポイントは5つ
2.非常用進入口の構造に関する規定

建築基準法では非常用進入口の構造に関する規定が定められている。
進入口の大きさ、バルコニーのサイズ、開口部の構造、非常用進入口としての表示、床面からの高さが主な基準。
| 【非常用進入口の構造に関する規定】 | |
|---|---|
| 項目 | 規定 |
| ①進入口の大きさ | 原則幅75cm以上、高さ120cm以上の進入口であること |
| ②バルコニーのサイズ | 奥行きが100cm以上、幅400cm以上であること |
| ③開口部の構造 | ②の寸法を満たすバルコニーを設置すること |
| ④非常用進入口の表示 | 直径10cm以上の赤色灯及び1辺が20cmの正三角形で表示すること |
| ⑤床面からの高さ | 開口部の下端部分から80cm以内の距離に床面があること |