路線価とは市街地などにおいて道路などを基準として地域一体の土地に付けられている価格のことじゃ。
具体的には、路線価とは道路に接する標準的な宅地の1平米当たりの相場価格の事を指しておる。
※路線価=1平米あたりの土地の相場価格
宅地の評価額を算出する際、この路線価は非常に重要なデータとなり、基本的に路線価を基準としてそれぞれの宅地の奥行、形状、利用上の法的制限などに応じて数値が算出されておるのじゃよ。
そのため、資産課税を算出する固定資産税と路線価は密接な繋がりがある事がわかるのぉ。
固定資産税の評価額の計算は「総務大臣」の定めた固定資産評価基準に基づき算出されておる。
更に、実際はこの固定資産評価基準に付帯して実際の相場との誤差を埋める為、路線価との関係を加えて正式な数値を決定しておるのが現状じゃ。
具体的な内容としては
●用途地域の区分分け
●近辺エリアの標準宅地の参照
●主要な街路への路線価の付設
●画地計算法
などの算出過程を得て固定資産税額の納税額が決定されているのが現状じゃ。