特定光庭の設置基準の解説

消防法に基づく特定光庭の設計基準・特定光庭の計算・開口部の規定について解説。

◆ガス給湯湯沸設備を特定光庭に面して設置する場合の設置基準

ガス給湯湯沸設備の設置基準についてチェックしておくとしよう。

特定光庭と認定された光庭に面してガス給湯湯沸設備を設置する場合は、通常の規定に加えて以下の要件が加えられることになる。

特定光庭と認定された光庭に設置するガス給湯湯沸設備は以下の要件を満たしている必要があるので確認しておくことじゃ。

◆ガス給湯設備の設置基準

【ガス給湯湯沸設備の条件】
●ガスの消費量が70kw以下
●1つの住居用のガス給湯湯沸設備であること
●バーナーのガス圧力が一定を保つものであること(圧力調整機能)
●加熱防止装置がついていること
●立ち消え安全装置がついていること
●バーナー部が隠蔽されており密閉構造のガス給湯湯沸設備であること

以上が特定光庭に面してガス給湯湯沸設備を設置する場合のガス給湯湯沸設備の条件となっておる。

尚、ガス給湯湯沸設備を設置する際は、共用部分を貫通するダクト等の
●貫通処理
 に関して
●不燃材
 を使用し、配管は金属製のものを使用する必要があるのじゃ。